【中国時報】最高級新茶一口3000円 史上最高価格で落札


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 政府主催の春季優良茶オークションが9日、台北県で開催され、包種茶の「冠軍(チャンピオン)茶」が一斤(600グラム)256万元(約900万円)で落札された。この茶葉で茶を入れると、ほんの一口が約850元(約3000円)と驚きの高値となる。
 今回のオークションには、地元・坪林郷の業者らが参加。価格は220万元(約780万円)から始まり、極品事業が国内の包種茶としては史上最高価格で落札した。同社の石桂美代表は、「店の宝にしたい」と語っている。
 今回のオークションは、注目度が非常に高く、出品された清香型烏龍茶や熟香型烏龍茶の「冠軍茶」にも、それぞれ218万元(約770万円)と246万元(約870万円)という高値が付いた。熟香型烏龍茶の冠軍茶は、有名茶鋪・天仁銘茶会長が落札した。