【中国時報】香港、マカオで感染者拡大 新型インフルエンザ


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 香港では6月30日、新たに59人の新型インフルエンザの感染者が確認された。5月1日に初の感染患者が確認されて以来、感染者数は785人となった。マカオでも同日、託児所で幼児4人の感染が確認されており、感染者数は計26人となった。

 香港衛生署によると、今回確認された感染者は、男性が37人で、女性が22人。年齢は2歳から56歳。症状が軽いため、自宅で療養している。マカオの感染者は、女児3人に男児1人。いずれも症状は軽い。出国していないため、幼児は国内で感染したとみられている。
 香港では6月29日から症状が軽い感染者は、入院させず、自宅で療養する方針に転換しており、現在、症状が重いため入院している感染者は6人。今回確認された感染者の症状も軽いため、香港衛生署では、警戒レベルを上げる必要はないとしている。