【中国時報】台中・厦門直航便が開設 初の客船、6日に1便運航


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 台中港と厦門を結ぶ客船「海洋拉拉(ララ)号」が6月28日、乗客110人を乗せ、台中港から厦門に向けて出航した。台中・厦門間の直航航路開設は、これが初めて。同船は5時間半後、厦門の東渡埠頭に無事到着。今後、6日に1便の間隔で運航していく。

 同船は、中国との直航を許可された初の客船だ。往復の運賃は5500元(約1万6千円)で、7月末までは、片道3千元となっているが、今回は就航を記念して千元(約3千円)と大幅割引。先着60人には、往復で510元(約1500円)の記念特価だった。
 同船を所有する台湾の華達国際海運公司によると、中台間の直航が解禁になって、空の便の需要が急成長しているが、海上交通の需要も伸びている。今のところ、定期チャーター便だが、できるだけ早い時期に定期航路としたい、と期待を寄せている。