注目のシーカヤック釣り


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 釣り具の進化にともないさまざまな楽しみ方が生まれている釣りの世界だが、シーカヤックでのルアーフィッシングも最近注目されている釣りの一つだ。
 11日、うるま市平安座島でボートフィッシングやシーカヤックでのライトフィッシングの案内をしている「海風」代表の坂本さんやスタッフと、シーランドフィッシングアドバイザーの花城さんの3人でカヤックフィッシングに出掛けた。

今回のポイントは桃原海岸で、2艇のカヤックは滑るように海上を走り、思い思いのポイントでカヤックを流しながら、ルアーを投げては巻くという動作を繰り返し、ヤマトビー(ニセクロホシフエダイ)やクチナジ(イソフエフキ)等をキャッチ&リリースして午前中の3時間を満喫した。
 車の屋根に載せ、好きなポイントを手軽に攻められるカヤックフィッシングは多くの人にお勧めしたい釣りのひとつ。海風では8月にシーカヤックの初心者のための講習会を予定している。海風(電話)098(977)7735(取材・仲栄真修)

【各地の釣果】
◎西崎カーエー49センチ
 赤嶺勝也さんは8日、西崎一文字で49・6センチ、2・84キロのカーエーを釣った。自己記録更新でオキアミ餌。隣の人も中型を2匹釣り、アワセ損ねたアタリも何度かあったのでまだいけそうと話した。

◎初タマン70センチ連発
 瑞穂酒造に勤める知念信吾さんは6月28日、初タマンを目指して那覇沖北堤防に職場の釣り仲間と共に渡った。午後11時に始まったフィッシュラッシュで初タマン70センチを釣り上げると午後零時には72センチと出来過ぎの釣果をたたき出した。

◎初カーエーは35センチ
 小学5年生の當山海希君は釣り歴2年で、1年前からは難攻不落なカーエーを狙っている。初カーエーは8日、父親と泡瀬に繰り出して35センチ、720グラムを釣り上げた。写真のタマンは父親が釣ったものだが「引きはカーエーが強いので」としたり顔。

◎古宇利沖ガーラ20キロ
 12日、職場の釣り会に親子で参加した山田浩さんは娘の朋海ちゃんが釣ったグルクンを餌に120センチ、20キロのガーラを釣り上げた。大手柄の朋海ちゃんは生涯忘れぬ沖釣りデビューとなった。釣り船は瑠璃丸(電話)090(1945)8015

◎参加ファミリー募集
 日本釣振興会沖縄県支部では26日、宜野湾新漁港を舞台にファミリー釣り大会を開催する。参加費は事前予約で先着100人まで無料。詳しくは日釣振加盟の釣具店まで。
 取材のリクエストや要望をお寄せください。釣りリポート、釣果写真も募集しています。
 (新報アングラーズペンクラブ・佐久川政一郎)

11日、シーカヤックフィッシングで朝一番にきた良型のヤマトビー
8日、西崎一文字で49・6センチ、2・84キロのカーエーを釣った赤嶺勝也さん
6月28日、那覇沖北堤防で初タマンを大型2匹で飾った知念信吾さん
8日、泡瀬でカーエー35センチを釣った小学5年の當山海希君
12日、20キロのガーラを釣った山田浩さんとその餌のグルクンを釣った娘の朋海ちゃん
12日、ナークゾネ(ケラマ堆)で大型アカマチを2匹釣り上げた仲松弥秀さん