【中国時報】高級車売り上げ急増 富裕層、景気回復見込む?


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 台湾の輸入自動車代理店では、ことし6月以降、ジャガーなど高級車の売り上げが急増している。7月下旬に発売されたばかりのプリウスも、129万元(約380万円)という価格にもかかわらず、100台以上を販売。一方で、2000cc以下の減税対象車の売り上げも好調だ。

 裕隆日産汽車でも、株価上昇を機に、販売価格200万元(約580万円)のインフィニティーの売り上げが好調。販売台数は、すでに昨年を25%上回っている。この調子が年末まで続けば、2007年の水準に回復すると期待している。
 一方、3万元(約9万円)の減税対象となる2000cc以下の車種の売り上げも好調だ。3500cc以上の高級車の売り上げが突出しているのは、ガソリンが高騰する中、景気の回復を予感した富裕層のサイフのひもが緩んだものとみられている。