【中国時報】中国赤十字会や民間から義援金 台湾南部の台風被害


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 中華民国(台湾)赤十字本部は11日、台湾の台風被害に対し中国大陸の赤十字会から、義援金などの支援が寄せられていることを明らかにした。台湾視察に訪れていた福建省や武漢市の赤十字団体からも、多額の義援金が寄せられている。

 福建省赤十字台湾視察団に参加していた陳樺会長は、台湾南部の惨状を聞いて、台湾赤十字本部を訪問。同会を代表して、100万人民元(約1400万円)を寄付した。武漢の視察団「武漢市教育交流団」も、参加者から義援金が集まり、8100人民元(約12万円)が台湾赤十字に寄せられた。
 中国政府を代表する中国の民間団体である海峡基金会も10日、復興支援の意向を表明。先ごろ台湾への進出を果たした中国銀聯公司と福建省の合同視察団も10日、1千万人民元(約1億4千万円)の義援金の寄付を申し出ている。