夏休みも終盤となり、夏休みの思い出にどこに出掛けようか迷っている人に、お勧めなのが本部釣りイカダ。ベテランからファミリーまで楽しめる大型のイカダはトイレも完備され、釣りはもちろんバーベキューやカヤック等のマリンスポーツも楽しめる。
16日の取材時も多くの釣り客でにぎわっていた。
その中でも頻繁に竿(さお)を曲げていた少年と年配者に話を聞いた。2人は親子ほどの年齢差がある釣り仲間。中部から頻繁に通うフカセ釣りのベテラン伊良波さんと地元の高校1年の新城務史君である。2人はここで知り合った。新城君にとって伊良波さんは釣り仲間であり師匠でもあり「海のお父さん」と冗談をいうほどの仲良しだ。
そんな伊良波さんからイカダ釣りのコツを聞くと、「釣れる釣れないは潮次第、下の潮が動いている時は魚も活発に食ってくる。特にイカダの前後にある大型イケスに潮が走れば3キロオーバーのタマンやガーラなどいろいろと狙える」。またコマセの選択も重要で、水深があって流れも速いので比重の重いコマセを一点に集中してまくのがコツらしい。貸し竿も完備しているので出掛けてみてはいかがだろう。(本部釣りイカダ(電話)0980・47・5349)(取材・仲栄真修)
【各地の釣果】
◎宜野座沖グルクン快釣
夏休み最後の思い出に三原小学校3年の石川賢吾君は22日、お父さんと一緒に宜野座村漢那漁港から半日のグルクン釣りに出掛けた。盛期とあってユメウメイロ(シチューグルクン)などのグルクンを大漁することができた。(釣り船・海勇丸(電話)090・3795・4670)
◎南大東港でキハダ記録
7月10日、南大東島で県内磯釣り記録をほぼ確実にするキハダがあがった。島在住の新本剛さん(33)がその日の朝8時に北港に入り、釣ったムロアジを餌に仕掛けを流すと、午前10時ごろに大きなヒット。約1時間30分のやりとりの末、34・6キロのキハダを釣り上げた。(現在記録確認中)
◎泊港大ガーラ回遊中
県漁連前の船着き場で23日、24キロのガーラがあがった。一緒に竿を出した父親によると、「餌は拳大のマグロの血合い。25号ハリスも10回近く切られ、30キロ台後半の魚体を含む7匹の大ガーラを視認した」と話した。釣った仲村優希・優人君兄弟は23日にも10キロを取り込んだ。
取材のリクエストや要望をお寄せください。釣りリポート、釣果写真も募集しています。
(新報アングラーズペンクラブ・佐久川政一郎)
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