【中国時報】大手IT「鴻海」に電子本開発委託 チャイナ・モバイル


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 チャイナ・モバイルの王建宙総裁は21日、台湾を訪れ、世界最大手のIT関連企業「鴻海」に、電子ブック閲覧機能の開発を委託すると発表した。同社は世界最大の携帯電話通信会社で、5億人のユーザーを擁している。

 今回発注するのは、中国の同社と英国のボーダフォン、日本のソフトバンク、米のベライゾン・ワイヤレスが共同で立ち上げた、ジョイント・イノベーション・ラボ(JIL)。携帯電話の新しい有料配信サービスに対応できる機種を共同で開発する。
 チャイナ・モバイルでは、3億人が音楽の配信サービスを利用。ニュース配信サービスは4千万人が利用登録している。
 携帯電話の有料サービスが、総売り上げの27%を占めるなど、成長が著しく、現在、電子ブックの配信サービスが有望視されている。