【中国時報】中国国慶節式典に台湾要人300人招待


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 北京市の国慶節準備委員会は24日、10月1日に行われる国慶節記念式典の準備状況を発表した。今年は建国60周年の年でもあり、規模を拡大。台湾からも退役軍人、中国の台湾系企業代表、台湾経済界のトップなど、300人以上が招待されるとみられる。

 すでに招待の打診を受けた台湾の参加希望者によると、中国軍部の台湾関連機関を通し、1、2カ月前から招待予定者への意思確認が開始されている。希望者には詳細な資料提出が求められているが、これは新疆ウイグル自治区の情勢が不安定で、警戒レベルが上がっているためではないかとみている。
 10年前の建国50周年の記念式典には、台湾から300人が参加。今年は2万人の市民によるパレードが予定されるなど、規模が拡大されることから、台湾の招待者数も、前回を上回ると予想される。