【中国時報】中国の大学院生、台湾で企業研修 相互理解に一役


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 台湾の行政院(内閣府)大陸委員会中華発展基金が主催する、中国の大学院生を対象とした企業研修プログラムの本年度第1期研修が修了し、14日、8人が中国に帰国した。

参加者には「収穫は非常に多かった」と好評を博している。
 同研修の期間は2カ月。往復の航空費のほか、毎月の生活費として1人2万元(約5万5千円)、資料代として、1人2万元が支給される。受け入れ大学で2週間の研修を受け、各地を観光した後、新聞社などメディア各社で実習し、最後の2週間で論文執筆と発表を行う。
 研修生が台湾への理解を深める一方、受け入れ側の大学の学生の中からは、「節約家」というイメージの強かった中国の学生が、高額の買い物をすることに驚きの声を上げる者も少なくなく、中国の経済成長を実感する機会ともなっている。