【中国時報】中台関係改善は日台にもプラス 馬総統が日商に見解


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 馬英九総統は10月23日、日本商工会議所との2回目の意見交換会に出席し、中台関係の改善は、日台関係に悪い影響を与えないばかりか、台湾海峡の安定が、むしろ日本の安全にプラスになると述べた。

 馬総統はまず、日本政府と民間の台風被害に対する支援に感謝した後、今年を「日台関係促進年」としている点に言及。漁業協定の協議開始や青少年のワーキングホリデー制度の開始。現在進行中の札幌代表所開設、東京の文化センター建設計画などを挙げ、友好関係が順調に進展していることをアピールした。
 昨年の就任直後、予想される中台関係の改善が、日本への脅威になると懸念する声が日本側にあったが、「就任して1年7カ月を経た今、現状がすべてを物語っている」として、中台関係の改善が日本の安全に悪影響を与えないことを強調した。