【中国時報】飲食店にぎわう 状況一転「うれしい悲鳴」


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 「景気を見るには、忘年会を見ろ」と言われるこの時期。リーマンショックで忘年会どころではなかった昨年とは打って変わり、業績が大幅に回復した新竹科学園区では、企業が次々と忘年会を開催。庶民的なレストランばかりでなく、高級レストランも、ほぼ予約でいっぱいの好況だ。

 去年の第4四半期は、未曾有の不景気に見舞われ、同工業地区でも2000人余りがリストラ。14万人の従業員のうち、最も多い時には、10万人が「無給休暇」と称される自宅待機を余儀なくされた。
 昨年は忘年会どころか、ボーナス支給も絶望的な状況で、近隣の大型レストランでは、一回に300人以上のキャンセルが出たこともあり、朝食専門の食堂さえ閑古鳥が鳴く惨状だった。しかし、今年は状況が一転。飲食店では、景気の大幅回復にうれしい悲鳴を上げている。