【中国時報】頂新グループが新年イベント落札 「台北101」


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 「台北101」ビルで、毎年大みそかに行われているカウントダウンイベントの出資企業が頂新グループに決まったと、14日発表された。同社は、中国でインスタントラーメン「康師父」を発売し、大成長した食品関連大手。同イベントのスポンサーに、台湾系企業が選ばれたのは、今回が初めて。

 「台北101」の広報担当者によると、出資企業の選出は、出資金額ばかりでなく、コンセプトの内容も重視して選考。同グループの出資額は3000万元(約8500万円)で、これまでで最大規模のイベントとなる模様だ。
 「台北101」のカウントダウンは、近年世界各地で中継が行われるなど、世界的に注目度を高めており、ビルを広告塔とすることができる出資企業への経済的効果は、1億元(約2億8000万円)に上るともみられている。