【中国時報】新営市役所に飲酒検知器 酔っぱらい職員一掃へ


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 台南県新営市では、職員が勤務中に酒を飲んで酔っぱらい、市役所のイメージを著しく損ねているとして、役所にアルコール検知器を2台設置することを決めた。機材はまだ設置されていないが、早くも飲酒を控える職員が続出するなど、顕著な効果を上げている。
 同市関係者によると、市役所に勤務する一部の管理職は勤務中にたびたび役所を抜け出して、飲食店で飲酒。酔っぱらったまま役所に戻り、机にほおづえをついたり、酒臭さに不快な表情を示す部下をにらみつけるなど、目に余る行為を繰り返していた。
 今後、検査でアルコールが検知された場合は、即刻休暇を取って帰宅するよう勧告する方針。職務で酒を飲んだ際も、アルコール検知量が規定の数値を著しく越えた場合は、同様の勧告をするとしている。