【中国時報】60万人が中台交流 文建会発表


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 台湾政府の文化建設委員会(文建会)は先ごろ、2009年度の中台文化交流の成果を発表。劇団の中国公演では、22団体に助成を行い、82公演を成功させるなど、展示などを含め、延べ60万人が交流活動に参加。大きな成果を挙げたとしている。

 演劇では、大陸での公演に対する補助金制度を新たに立ち上げたことが、増加の大きな要因。台湾でも人気の高い、創作バレエの「雲門舞集」や新作漫才などで知られる「屏風表演班」、劇団「表演工作坊」、人形劇の「亦宛然掌中劇団」などが、中国各地で公演を行った。
 文建会の傘下にある機関主催による台湾での交流では、国立台湾交響楽団と北京国際管弦の合同公演、上海、厦門、福建、浙江など、各地の伝統芸能の劇団や楽団を招待した。芸能部門だけで、中台合わせて2万人以上の観客を集めた。