【中国時報】中国からのパンダ1周年


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 中国から贈られた2匹のジャイアントパンダ「団団(トアントアン)」と「円円(ユエンユエン)」が昨年11月23日、来台1周年を迎え、台北市立動物園では同27日、台湾黒熊の誕生パーティーに合わせて、1周年の記念行事を行った。

 台北市立動物園の年間江来園者は320万人だったが、この1年で50万人増えて、370万人に急増。2匹とも健康状態は良好だ。台北市近郊ばかりでなく、山地の子どもたちにもパンダを見てもらおうと、移動動物園も計画している。
 2匹は仲も良く、トアントアンより2日“年上”のユエンユエンには、すでに発情の形跡がある。パンダの発情期は、2月から3月であることから、今年春からは、2匹を同室に寝かせ、状況を見ることにしている。
 専門家によると、2匹はまだ幼いため、子どもができるのは、来年以降の可能性が高いとしている。