【中国時報】失業最悪 64万人に迫る 09年、前年比1.7%増の5.8%


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 昨年の総失業者数が過去最高を記録した。主計所の発表によると、2009年12月の失業率は5・7%で4カ月連続で低下しているが、昨年全体の平均失業率は5・85%で、前年に比べ1・7%も上昇した。失業者数は64万人に迫っている。そのうち中高年の失業者が激増して13万9000人でこれも過去最高だった。

 主計所の劉天賜副局長は、雇用状況は好転しているが、1年以上失業している長期失業者の人数が11万4000人で、04年以来最多。失業者の平均失業期間は27・5週で、半年にも達する人が、ここ4年で最も高いことに注意しなくてはならないと述べている。