玉山国家公園管理処が玉山で生物資源調査を行ったところ、13科、29種の陸生貝類、その中でも10種が過去に記録がない種類で、そのうち6種は世界の新種のカタツムリであることが判明した。その他の4種も新種、あるいは新記録種であるかもしれないとのこと。
管理処の蘇志峰課長によると、台湾には300種類のカタツムリがおり、多くは台湾特有の種だったが、サイズが小さく、行動がよく分かっていなかった。
今回発見された新種には、ゴマの大きさ程度のものがあり、仮に「ゴマカタツムリ」と名付けられたが、国際的な学術誌に発表後、正式に命名される。