国内に住む小学生の兄弟の大好物は、フライドチキンなどの揚げ物。小6の兄の体重は80キロ、弟は70キロ。祖母が孫たちの太った体形を見かねて健康診断させたところ、脂肪肝になっていることが分かった。肝機能を示す数値(GPT)はそれぞれ80と67で正常値の33を上回っていた。
彼らは運動不足で、フライドポークやチキンなどの脂っこい揚げ物や糖分を大量に含むミルクティーやジュースなどを毎日、おやつや食事の時に取っていたという。
台北慈済医院の栄養士は、近年こうした肥満の問題を抱える子供が増えてきており、このまま子供が成長すると肝臓が繊維化し、肝硬変になる恐れもあると、注意を喚起している。