【中国時報】金門大橋の建設決定 行政院 案通過


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 10年近い議論を経て大小の金門島を結ぶ金門大橋の建設案が、行政院を通過した。橋梁(きょうりょう)の全長は5・34キロの大規模な斜張橋で、経費は約60億元(180億円)。年末には着工し、工期は4年以上にも及ぶ。完成すれば現在台■地区で最長の澎湖大橋より長くなる予定だ。

 交通部によると、この金門大橋の目的は主に観光で、交通も大幅に改善されるという。大小の金門島に行くには、今は船で約30分かかるが、完成後は車で約5分となる。
 三通以降、金門は大きな打撃を受けたが、この橋の建設が離島住民の利益につながることに期待を寄せている。
 また、対岸の福建省・アモイの海岸からも橋が眺望でき、遠くからみると「金」の字形に見えるという。

※注:■は門がまえに「虫」