旧暦の1月14日、15日の元宵節、台湾各地でさまざまなイベントが開催されるが、台南県の鹽水鎮では「蜂炮」と呼ばれるロケット花火や大量の爆竹を鳴らす祭りが今年も過激に開催された。
鹽水鎮では「蜂炮」が多いほど厄払いの効果があると言われ、今年は100台余の砲台が設置され、猛烈な火花と爆発音が街中に鳴り響いた。
近年、大々的な宣伝の効果もあり、フルフェイスのヘルメットや軍手などやけどをしないように全身を覆って「完全武装」する者がほとんどだったが、今年の元宵節は比較的気温が高く、薄着の観光客の中には、首や背中にやけどを負ってしまう者が10人余いた。幸い失明に至るような重傷者はいなかった。