1月にダルマ鮫の攻撃を受けて高雄県沖で座礁したマッコウクジラの子供メイメイが、58日ぶりに健康を回復し、再び海に放された。
成功大学の王建平教授は、今回の座礁クジラの救出は台湾初であり、さらにマッコウクジラの背中に衛星発信装置を装着できたのはアジア初であると大いに評価した。
記録に残っているだけでもこれまで500頭のクジラ類の救出が試みられ、2000年の台江クジラ救援センター設立後も13頭の救出が行われたが、いずれも失敗していた。
救援グループは海域に餌となる豊富な魚とタコがいることを確認し、メイメイが台湾海峡を順調に越えたところで、港に引き返した。