フカセ釣り仕掛けで、78センチ、10・4キロの大マクブが揚がった。
17日、釣りクラブ磯一会の新垣慶人さんは、釣友の橘さんと宜名真漁港へフカセ釣りに出かけた。ハリスは3号。夜明け前の午前6時から釣りを開始し、ほとんどアタリがないまま迎えた午前10時すぎ、70メートルほど流した所で竿(さお)をひったくられるような強烈なアタリがきた。
ラインを一気に40~50メートルほど引き出す今まで経験したことのない重量感で、引きつ引かれつのやりとりをすること15分。海面に浮いたのは見たこともない大きなマクブ。持参したタモには入らず、隣の釣り人から大きめのタモを借りて取り込んだのが、78センチ、10・4キロの大マクブであった。(取材・仲栄真修、協力・海洋レジャー用品センター)
【各地の釣果】
◎国頭アーラ34キロ
カーエーやタマン、フカセ釣りも一通りやったという大城康喜さんは、5年ほど前からアーラを狙って年に30回ほど磯に出る。これまで仕留めた大物は8匹。「確率は低いがすっかりのめり込んだ」と言い、25日は117センチ、34・4キロとの出会いが待っていた。
◎嘉手納イカ3キロ
2月の後半からは深場狙いに変えたと言う仲村渠房人さんが18日、嘉手納で3キロを超えるイカを連発させた。夜の潮止まり、3・2キロのアオリを乗せると1時間後には3キロのクブシミを誘い上げた。例年4月いっぱい狙えるという。
◎東海岸もタマン活性
本島西海岸のタマンの活性が連日伝えられているが、与那原や中城、宜野座に東村といった東岸の広いエリアでもタマンは活発に餌を追っている。25日は喜久川秀樹さんが、シガヤーの足を餌に2キロのタマンやガーラを釣ったほか、金武でも大型の釣果があった。
◎那覇沖堤マクブ7・5キロ
那覇港沖の北の新堤で、タマンを狙う富原盛昌さんの仕掛けに70・5センチ、7・5キロのマクブがきた。前日の夕方に渡堤後ヒットのなかった竿に23日未明、まずは67・5センチ、4・7キロのタマンが乗り、難なく取り込むと、約1時間後の6時半、さらに大きな魚信が餌のシガヤーを襲った。やり取りするタマン8号竿は悲鳴を上げ、最後の締め込みで三つに折られた。道糸を素手で手繰り、タモで引き上げると大きな初マクブのお出ましとなった。
釣りは楽しく安全を第一に。釣り場ではライフジャケットの着用を心掛けてください。
(新報アングラーズペンクラブ・佐久川政一郎)
![](https://ryukyushimpo.jp/tachyon/legacy/uploads/img4bb1505e3f9c2.jpg)
![](https://ryukyushimpo.jp/tachyon/legacy/uploads/img4bb15065dc954.jpg)
![](https://ryukyushimpo.jp/tachyon/legacy/uploads/img4bb15072b16ee.jpg)
![](https://ryukyushimpo.jp/tachyon/legacy/uploads/img4bb15079e8dbd.jpg)
![](https://ryukyushimpo.jp/tachyon/legacy/uploads/img4bb150821661e.jpg)
![](https://ryukyushimpo.jp/tachyon/legacy/uploads/img4bb1508a75903.jpg)