【中国時報】空港でVIP扱い ビジネス礼遇開設


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 交通部(国土交通省に相当)は先ごろ、国際空港での国賓などに対する礼遇方法を改定し、新たに「ビジネス礼遇」制度を設けると発表した。一般人でも一定の料金を支払えば、通関から搭乗まで、国賓に準ずる待遇を受けることができるようになる。

 この措置は、他の国際空港にならって新設するもので、専用の駐車スペースの利用のほか、チェックインから、通関、専用の待合室の使用、搭乗まで専属の係員が付き添って、手続きの代行や案内を行う。費用や徴収の方法については、空港会社当局が設定する。
 台湾ではこれまで、国家元首などへの「国賓礼遇」、大使、公使、特使、大臣クラスに対する「特別礼遇」、国会議員などに対する「一般礼遇」があった。「ビジネス礼遇」は指名手配犯などでなければ、誰でも利用することができる。