【中国時報】大卒初任給 建築・不動産が最高 卒業学科で二極化


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 台湾の人材派遣会社「104人力銀行」は3月29日、大卒の初任給に関する調査結果を発表した。景気の回復と不動産市場の好転が要因となり、建築・不動産関連業界の給与が約3万元(約9万円)と、最も高いことが分かった。

 同社の発表によると、ランキングは、建築・不動産関連業界が、2万9793元(約8万8000円)で1位。2位は医療保険・環境衛生関連業界の2万8579元(約8万5000円)、3位は電子情報関連業界の2万8527元(約8万4000円)だった。建築・不動産関連業界は、5年連続で1位となっている。
 卒業した学部別に見ると、工学部が1位で、中でも土木学科の給与が最も高く、次いで、建築・都市計画学科が高かった。
 最も低かったのは、家政関連学科の1万9125元(約5万6000円)で、工学部のほぼ半分。卒業した学科によって、収入が大きく左右される二極化が進んでいる。