【中国時報】中台行政機関が覚書 上海、台北市初調印へ


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 上海市政府スポークスマンは3月30日、文化、観光、科学工業区、環境保護に関する台北市との覚書に調印すると発表した。中台の行政機関が、公式に覚書に調印するのは、これが初めて。上海市の韓正市長は台北市の招きを受け、6日から9日まで台湾を訪問する。

 韓市長は、訪台期間中「上海・台北都市フォーラム」に出席するほか、7日は産業交流朝食会に出席。台湾側でも、韓市長に同行して訪台するデパート、農業、電子部品関連の企業46社に対し、台湾への投資説明会を開催する。韓市長は、中学校訪問や夜市の視察など、台湾の庶民生活への興味も示している。
 台北市の■劉斌市長は、今年5月には上海で博覧会が開催され、続いて11月から、台北で国際花卉(かき)博覧会が開催される。今年は交流開始の絶好の機会になるだろうと語っている。

※注:■は「赤」にオオザト