【中国時報】中国から初の短期留学生 9月から2千人受け入れ


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 台湾の73大学が今年初めて、中国の大学生を対象に、短期留学生を募集したところ、「台湾で勉強してみたい」と、有名大学の学生や父母から問い合わせが殺到。2千人が、9月から台湾の中国科技大学、徳明大学などの私立大学に留学することが決まった。

 募集対象は、短期大学の2年生もしくは、4年制大学の2、3年生。専攻は問わない。留学先の学部では、経営、電機・材料工学、土木建築、電子・通信関連などに人気が集中した。台湾の大学では、12単位を履修することになっている。
 学費は、1単位当たり2250元(約7千円)で、1学期の宿舎の費用は、約1万元(約3万円)。生活費もほぼ同額となる模様。受け入れ大学のほとんどは、「台湾私立技専校院協進会」に加盟する私立大学で、いずれも科学技術の応用に関する教育に力を入れている。