【中国時報】ユニクロ上海進出 世界4番目の旗艦店


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 カジュアル衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングの柳井正社長は先ごろ上海で、5月から始まる上海万博の期間中に、世界で4店目となる旗艦店を上海にオープンすると発表した。2020年には、中国で1兆円の売り上げを目指している。

 同社は「優衣庫」の名称で、中国に店舗を展開しているが、北京などの大都市部でも知名度は低く、H&M(スウェーデン)やZARA(スペイン)に大きく水を空けられている。同社は、上海万博を機に、中国での知名度アップを図り、中国での大幅な売り上げ拡大を目指す。
 現在のところ、同社の海外支店による売上額は、総売り上げのわずか5・5%。同社は、中国市場は将来、日本以上の市場となるとみており、2020年の売り上げ目標5兆円のうち、中国が5分の1を占めるとみている。本格参入を目指し、現在、ニューヨークやパリに置いているデザイン部門も、中国に移す計画だ。