【中国時報】中国観光客2倍 第1四半期、日本抜いて1位


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 今年の第1四半期に、台湾を訪れた中国人観光客は、延べ34万4千人余り。昨年同期比で98・6%増と急上昇し、国別で1位を続けてきた日本人観光客数の27万人を超え、1位となった。中国人観光客の急増で、3月期の外国人旅行者数は、延べ51万6千人と過去最高を記録している。

 台湾旅行の人気を受けて、中国政府は、現在の1日3千人という受け入れ枠の拡大を求めているが、台湾側は、ツアーの質の低下を懸念しており、要求には応じない方針。一方、旅行者の利便性向上では、合意が得られており、相互に担当者を派遣。台湾側は、5月4日に北京オフィスを開設し、担当者5人を駐在させる。
 昨年、台湾を訪れた外国人観光客は、日本人が延べ100万6千人余で1位。中国人は延べ97万人だった。昨年3月期の外国人観光客は、45万人で過去最高だったが、今年はさらに30・7%増加している。