【中国時報】国際競争力 台湾が8位に躍進


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 スイスの民間調査機関・IMD(経営開発国際研究所)が発表した「2010年国際競争力ランキング」によると、アメリカが初めて首位を逃し、シンガポールが昨年の3位から1位に上昇。台湾も23位から8位へと大躍進した。米は3位に下落している。

 2、4、6位は、昨年と変わらず、それぞれ香港、スイス、スウェーデンだったが、台湾のほか、マレーシアも18位からトップ10入りするなど、アジアの躍進が目立つ。
 トップ10の半数をアジアの国と地域が占めており、躍進するアジアの経済力を見せつける結果となった。
 一方、中国、インド、ロシア、ブラジルの新興4国では、依然中国がリード。昨年の20位から、18位に上昇しており、今年の第1四半期の成長率も、11・9%と急成長を続けている。日本は、17位から27位に転落した。