【中国時報】上海直行便就航「通勤圏」と歓迎


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 台北都心の松山空港と上海都心にある虹橋空港を結ぶ直行定期便が14日、就航した。第1便には台北市長ら要人も搭乗。上海に降り立った市長らを上海市長が出迎え、歓迎の意を表した。同便の就航により、片道3時間の時間短縮が実現。台北・上海間の通勤が可能となった。

 同行した李副市長は「家から空港まで、タクシーで10分。さらに80分で上海に着いた」とその利便性の高さを強調。虹橋空港は、上海万博を機に、地下鉄や高速鉄道と連結するなど、利便性が高く、松山空港も今後、拡張を進めていくことになっている。
 今回就航したのは、中華航空、エバエアーと国内便が中心だった復興航空。この「黄金路線」の登場で、近年苦しい経営を続けてきた台湾の航空業界に、大きなビジネスチャンスが到来するとみられており、V字回復が期待されている。