【中国時報】搭乗用ブリッジ崩落 台北国際空港


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 台北国際空港・第2ターミナルの搭乗用ブリッジが6月28日、突然断裂して崩落する事故があった。けが人や航空機の発着などに支障はなかったが、設置してわずか6年で発生した事故でもあり、空港当局は設計上のミスも視野に入れて、原因究明を急いでいる。

 崩落したのは、2005年にオープンした新ターミナルにある、D6搭乗口のAブリッジ。同日午前11時、モーターの点検のため、使用を停止したところ、午後1時40分、突然断裂して崩落した。同搭乗口のBブリッジでは当時、シンガポール航空の搭乗客280人余が降機中だった。
 事故が起こった新ターミナルには、40基のブリッジがあり、すべて同じ韓国メーカーが納品した。事故前日にも異常が確認されていたが、使用を停止しなかったため、事故当日も、多くの搭乗客が同ゲートを利用していた。