【中国時報】台中県内道路の650が同じ名前 合併控え見直しへ


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 台中市と台中県は、年末の合併を控え、すべての道路名を見直したところ、県内2388の道路のうち、650が同名。台中市では、14の名称が重複していることが分かった。短期的には、道路名に合併前の行政区名を冠して区別することにしている。

 県で重複が最も多かったのが、中山路で15本。次いで、中正路の11本、中興路の10本が多かった。これは、中正(故蒋介石総統)、成功(鄭成功)など、歴史上の人物の名前や、中国の地名を道路名にしたものなどが多いため。中長期的には、名称の古さや道の長さなどを基準に統一していく方針だ。
 一方、同じ道路でありながら、県と市で名称が異なる道については、命名が早かった方を優先する方針。
 現在、全道路名のデータベースを作成しており、問題の解決を急いでいる。