【中国時報】祖国でボランティア急増


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 台湾系アメリカ人で組織するボランティア集団ADVENT(英語教育を志すアメリカ人ボランティア)のメンバー97人が先ごろ、台湾に到着した。一行は3週間にわたりホームステイをしながら、高校や小学校12カ所で英語の授業を行う。費用はすべて自費だが、祖国を再発見し、貢献できると、希望者は毎年増えている。

 この組織は、米ネヘミヤ基金会の張玉明博士が創設した。40年前、台湾大学を卒業し、アメリカに定住。4人の子どもを大学に入学させてから、故郷を思うようになり、ADVENTを創設。5年前の夏休みから活動を始めている。
 当初は20人余だったボランティアも、今では4倍以上に成長。中には、参加するために両親に台湾方言を習う大学生や台湾が気に入って、5年連続で参加するボランティアも出てきている。