【中国時報】福州直行便925%増 全便満席、増便間に合わず


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 福州の税関当局によると、福州・台湾直行便の増便に伴い、利用客が驚異的な急成長を見せている。便数は昨年同期比で925%、利用者数は844%増えていることが分かった。台湾側は増便を求めているが、中国政府は他の路線に影響が出るとして、増便には消極的だ。

 2009年9月、台湾の復興航空の台北(松山空港)福州直行便が就航して以来、便数は順調に増え、今年2月には福州・台中路線、4月には高雄・福州路線が就航するなど、路線数も増加している。6月には、台湾の離島では初の福州・澎湖路線も開設された。
 10年上半期だけで、総便数は574便。利用客は延べ9万414人。平均搭乗率は90%以上とほぼ全便満席状態であるため、7月9日からは9往復18便が増便され、少なくとも毎日1往復が確保された。しかし、まだまだ需要には追い付いていない状況だ。