【中国時報】蒋介石の別荘跡 超高級ホテルに 南投県が建設


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 南投県の景勝地・日月潭のほとりにある故蒋介石総統の別荘跡にこのほど、ホテル「日月行館」がオープンした。同県がBOT方式で建設したもので、1泊最低2万元(約5万5千円)からと、6つ星クラスの超高級リゾートホテルだ。

 この地には以前、故蒋介石総統の別荘「蒋公行館」があったが、1999年9月21日に発生した、台湾中部を震源地とする大地震で倒壊。行政院は、この地を日月潭観光発展の起爆剤とするため、同地の国際観光ホテル予定地への地目変更を許可。約20億元(約55億円)を費やし、ギネスブックの記録を上回る黄金を多用した高級リゾートが完成した。
 プレジデント・スイートの料金は1泊32万元(約88万円)。景勝地である日月潭の中でも、最も美しい景観を楽しめる位置にあり、上層階では各部屋から270度の景観を楽しめる。