2度目挑戦で35キロGT


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 8月1日、投げ釣りの名手でシマノインストラクターの日置淳さん(大阪在住)は、GT(ロウニンアジ)を求め、2泊3日で伊是名島を訪れた。日置さんのGT狙いは今回で2回目。昨年の初挑戦ではGTを掛けたものの根ズレによるバラシ。しかし、投げ釣りでは味わえない、強烈な引きが忘れられず今回の挑戦となった。
 8月1日は島に到着後、午後1時すぎに出船。2カ所のポイントを回ったがノーヒット。3カ所目のポイントの第1投目に水柱が立ち、銀色の魚体が走った。すかさずアワセを入れると、体を引き込まんばかりの強烈な引きで、リールからラインが引き出されていく。大きいと直感した船長が船で魚を深みへと引っ張りフォロー。慎重なやり取りで寄せたのが35キロの初GTだった。その後も特大アカナーを釣り上げ、大満足の遠征となった。素晴らしい感動を味わった日置さんは早くも来年の伊是名遠征を計画中。
〈釣船・まえだ丸、前田一史船長(電話)090(8291)1153〉

 ウォンテッドタマン続々
 7月18日に宜野湾沖で100尾放流したウォンテッドタマンが続々釣り上げられている。8月7日にも、新宜野湾漁港で、川越匠活さんがタグ付きのタマンを釣り上げ、今回の放流では4尾目のタマンとなった。これまでの放流では、1尾釣れるか釣れないかしか釣れなかったが、今年はポイント近くで放流したので、キャッチ率が格段にアップしたようだ。
 ウォンテッドタマンは背ビレの近くにタグと呼ばれる番号が付いた目印が打ち込まれていて、番号によって協賛メーカーから商品券等が用意されている。ただし、釣り上げた事をマスコミ報道に協力してくれた方に限る。これまで釣れたポイントは宜野湾新漁港で3尾、カーミジで1尾となっている。今年はまだまだ釣れる可能性が高いので、狙ってみてはいかがだろう。(おきなわ釣王国社・仲栄真修)

8月1日、2度目の挑戦で35キロのGTを釣った日置淳さん
8月3日、半日沖釣りツアーでグルクン、ジューマーなどを釣った貴輝君、拓斗君、豪君、大輝君、信亮君、孝汰君らサッカーメンバー
8月2日、知名定一さんが釣ったカーエー45センチ、1.45キロ(恩納村)
8月7日、新宜野湾漁港で釣られた40センチのウォンテッドタマン
背ビレ近くに打たれたタグ
8月4日、玉城豊さん・糸数光弘さん・秋田真吾さん(西崎一文字)が釣ったトカジャー45~52センチ
8月3日、マイボートでナガジューミーバイを釣った上原若菜さん