神出鬼没のパパラッチが増える中、スキャンダルを嫌い、執務を終えると、自宅へ直行する政治家が急増中。家事全般をこなすという家庭派も増えている。中でも、内政部(省)の江宜樺部長(大臣)の「主夫」ぶりは、マスコミの間でも評判だ。
研究者だった江大臣は、与党国民党への入党と他の政治家のための応援演説をしないことを絶対条件として入閣。週に5日から6日は、自宅で夕食を食べる。入閣して家事があまりできなくなったと、休日には、掃除、洗濯、食事の用意と家事にいそしむ日々。
取材の電話に、「パパは今、お茶わんを洗っています」という応答もしばしばだ。残念ながら、料理の腕はもう一つと、家族の反応はイマイチだが、得意料理も少しは増え、家庭での地位もなんとか安泰というところだそうだ。