12日、釣りクラブ「テトラポッツ」の高嶺徹弥さんと、宮國龍乃さんと、新城一史さんの3人で伊平屋島に渡った。今回の目的は、月末に開催されるバトルタマン王座決定戦のためのポイント調べ。最初のヒットは日没直後の午後7時32分、宮國さんに60センチほどのタマンが釣れた。その後はミミジャーの連発で、時々ムネアカ等の外道ばかり。午後11時をすぎたころから、アタリがほとんどなくなったので寝入ってしまった。夜明け前の午前5時3分に辺りが騒がしいので目を覚ますと、高嶺さんが魚とやり取りをしていた。高嶺さんもウトウトしていたら、竿(さお)が大きく曲がっていたらしい。引きの強さからこの日一番の大物だと確信した高嶺さん、慎重にやり取りして寄せて来る。宮國さんがタモ入れして釣り上がったのが67センチほどの大きなタマン。夜明け後はガーラのヒットを期待したが、釣れるのはモンガラばかりで、納竿(のうかん)となった。伊平屋島では、あちらこちらのポイントで、タマンが釣れていると地元釣り人の情報に、大会当日のポイント選定に悩むメンバーだ。県内最大のタマン釣り大会、熱き戦いはもう始まっている。
泳がせ釣りでアカジン
13日、伊平屋島に入れ替えで入って来たのは、オーパFCの知念克治さんと、荻堂哲さん。午後12時すぎに島の北側にある「スーカブヤー」で泳がせ釣りに挑戦。午前中に船長が釣っていてくれたグルクンを餌に仕掛けを下ろすと、すぐにヒットするが、すっぽ抜けや、根ズレ、そして時々いとも簡単に22号のハリスを切っていく大物。やっと釣り上げたのは4・5キロのアカジン2尾と5キロのタカバーミーバイ(つちほぜり)。翌日も深海釣りや夜釣りを楽しんで遠征を終えた。
〈海宝丸・上原真一船長(電話)090(9786)1655〉
暑い日が続きますが、水分補給は十分にして日射病を予防して釣りを楽しもう。
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)
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