【中国時報】日経、台湾「旺報」と提携 10月から記事提供開始


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 日本経済新聞と台湾の日刊タブロイド紙「旺報」が13日、記事提供に関する覚書に調印した。10月から、「旺報」英語版の中国関連記事が、日経Web版と日経のデータベース「NIKKEI TELECOM21」に掲載される。

 台北で行われた調印式には、「旺報」の黄清龍社長と日経デジタルメディアの徳田潔常務が出席。徳田氏は「日本の企業は、中国企業に関する情報を求めており、需要はますます高まっている」と述べ、旺報の豊富で確かな情報に期待していると語った。
 旺報は、主に中国情報を報道するタブロイド紙で、台湾出身の社長が経営する中国最大の食品メーカー・旺旺グループと中国時報が共同出資し、2009年に台北で創刊された。日経は、今後さらに協力関係を広げたいとしている。