【中国時報】台湾風弁当がNYで人気 オフィス街で長蛇の列


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 ライトバンで台湾風の弁当を販売する屋台が今、ニューヨークのオフィス街で人気を集めている。
 メニューは、ご飯の上に肉のそぼろや刻んだ漬物を載せた鶏ももや豚のリブ肉の空揚げ弁当。昼休みには、隣のブロックまで長蛇の列ができるほどの人気だ。

 同店を始めたのは台湾系移民の3世で、20代の兄妹とその友人。大学卒業後、台湾料理を広めたいと、7万ドル(約600万円)の資金を集め、2009年からウォール街やロックフェラーセンター付近で出店している。
 ニューヨークのオフィス街でランチを売る屋台は多いが、ほとんどがサンドイッチや中東風の軽食でバラエティーに欠けていた。本格的な台湾料理は評判になり、ニューヨーク・タイムズが選ぶ「25ドル以下で食べられるお勧めランチ」にも選ばれている。