【中国時報】中国人学生受け入れ 毎年2千人、私大に「救いの神」


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 中国からの学生受け入れに関する三つの法案がこのほど、立法院(国会)で可決され、毎年中国から2千人の大学生と大学院生を受け入れることが決まった。また、中国の41大学の学位を承認することも、可決された。

 公立大学は大学院生の受け入れだけに限定されたが、私立大学は大学生の受け入れも可能。少子化で入学者が募集定員を割る大学が続出し、このままでは4割の私立大学が閉鎖に追い込まれると危(き)惧(ぐ)される中、私大にとっては救いの神となった。
 一方、中国から、どのくらい志願者を集められるかは未知数だ。
 中国より高いと評価されている台湾の教育水準への認知度も高くはない。
 しかし、中国は、毎年300万人の大学不合格者を出しており、潜在的な市場は大きいともみられている。