うるま市にある「あやはし宮城解体」代表の宮城文彦さんは、今年になって20キロオーバーのガーラを6尾も釣り上げ、釣り人の間で話題となっている。
8月27日は、自宅前の屋慶名湾岸道路前の通称「屋慶名干潟」で、アオリイカをエサに竿(さお)を出した。午後10時ごろに、ふと竿を見ると石鯛(いしだい)竿があり得ない角度で曲がっている。
同時にリールからものすごい勢いでラインが引き出されている。ステラ20000番に巻いていたラインが、ほとんどなくなりかけた頃になってやっと止まった。右に左に走り回り必死抵抗をみせるが、巧みなやりとりで釣り上がったのが、129・5センチ、29・85キロのガーラで、今年5尾目で自己記録となるガーラ。
9月2日にも恩納村で120センチ、29・3キロを釣り上げ、今年6尾目となる20キロオーバーのガーラ。昨年まではなかなか釣り上げる事ができなかった大型ガーラが連発している事に、周りの釣り人はもちろん、本人も驚いている。釣り方のコツを聞くと「とにかく人より多く、ポイントに通う事です」と笑う宮城さんの大型ガーラ狙いは今も続いている。
(取材・仲栄真修)
手軽にミーイチャー釣り
この時期になると、各地の漁港で見かける小型のアオリイカ。きれいな隊列を組み、慣れるまで、よく見ないとゴミのように見える。そんなアオリイカが、エギを投げると一目散に追っかけてくる光景は釣り人を楽しませてくれる。
釣り方のコツとしては、群れに直接投げない、アオリイカが追っかけてこなくなるとエギのサイズを小さくする。私の場合は3・5寸のエギでアオリイカを寄せて、抱きつかないなら、2・5寸、2寸と小さくしています。これから普段の釣りでもよく見かけると思いますので、今晩の一品のために、エギタックルも持って行くのもいいでしょう。
(リポート・大田守士)
釣りは楽しく安全を第一に。悪天候の場合は釣行を中止する勇気も必要です。(おきなわ釣王国社・仲栄真修)
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