【中国時報】志願兵の体力不足「国軍兵力に危惧」 体力測定結果発表


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 周守訓立法委員(国会議員)は15日、記者会見を開き、志願兵の体力測定の結果が義務役兵にも劣る非常に低いもので、国軍の兵力に危惧(きぐ)を感じると発表した。腹筋運動では4人に1人となる約25%、腕立て伏せでは2人に1人が不合格。三千メートル走の合格率は40%にとどまった。

 志願兵の体力測定は、今年導入された。合格基準は、腹筋運動は2分間に男性が43回、女性が33回。腕立て伏せは、男性51回、女性36回。三千メートル走は、男性が14分以内、女性が16分55秒以内に完走すること。
 一方、義務役兵の合格率は、腹筋が69・7%、腕立て伏せが47・8%。三千メートル走だけは志願兵に及ばず、39・3%だった。軍当局は、2年後には全員合格を目指すとしている。