美人と名水の里として知られる、南投県の埔里鎮(ほりちん)で先ごろ、地元名産のマコモを使ったインスタント麺(めん)「美脚タンメン」が発売された。マコモを美脚に例えた命名の妙に注目が集まり、発売前から予約が殺到。1日平均6千ダースを売り上げている。
この商品は、新しい特産品の開発で農家の収入増を図ろうと、埔里鎮農会と花卉(かき)物流センターが開発した。
ネギと甘辛肉みそ風味、牛肉風味の2種類。マコモに含まれる豊富な食物繊維を練り込んだ麺は独特の口当たりが好評だ。
発売は17日だったが、予約が殺到したため、13日に繰り上げて出荷を開始。地元のホテルや団体が大量発注し、1日最高で1万ダースを売り上げた。価格は1箱1ダースで260元(約700円)。