【中国時報】クレジットカード　隠れた巨大市場 中国

　精華大学とシティーバンクの調査チームが先ごろ発表した、中国の非農業人口が集まる居住区での消費者金融に関する調査報告によると、調査対象家庭の７４％の家庭がクレジットカードを申請したことがなく、依然巨大な潜在市場であることが分かった。

　クレジットカードを申請した家庭では、１９％がカードを所有。７％は審査の段階で拒否された。
　ローンに対する理解もいまだ低く、８０％の家庭が、銀行などではなく、親族や友人に借金をしており、銀行等の利用は、１９％にとどまった。
　また、半数が住宅ローンを十分に理解しておらず、ほとんどの家庭は、教育ローンなどの存在を知らなかった。調査報告は、消費者への周知を行えば、今後同市場に大きな成長が見込まれると分析している。