カーエーで自己ベスト


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 9月23日、安谷屋一さんは釣り仲間3人と伊江島へ渡った。仲間の中には、7月25日に53・2センチの県記録を釣った松堂英樹さんも一緒で、今回の遠征も大型カーエー狙い。

 安谷屋さんも自己ベストの48・2センチオーバーを期待していた。しかし、この日の伊江島は期待に反してエサ取りさえいない状況。やっとウキに変化が現れたのは午前4時になってから。

 ウキのわずかな変化に合わせると、あり得ない速さでラインを沖に向かって10メートルほど引き出すと、今度は左へ走り、さらに右へ左へとまるで瞬間移動しているような速さで動き回る。わずか1分にも満たない時間が安谷屋さんはとても長く感じた。

 やっと足元に寄せて抜き上げようとしたが、抜けないのでタモ網ですくうと、50センチオーバー。県記録には及ばないが51センチ、2・56キロの自己記録を上回る特大。次の目標は県記録カーエーと釣り人の夢は尽きることを知らない。

無人島釣り大会
 9月12日、寄宮フィッシングセンターではチービシで無人島釣り大会を開催した。総勢44人で、ミーバイ部門とタマン部門で1尾の重さを競った。主な入賞者は次の通り。

〈ミーバイ部門〉
1位・伊志嶺 504グラム
2位・西平 426グラム
3位・後藤 420グラム

〈タマン部門〉
1位・外間 622グラム
2位・大嶺 340グラム
3位・桑元 220グラム

〈特別ガーラ部門〉
笠井 1・1キロ

 釣りは楽しく安全を第一に。釣り場ではライフジャケットの着用を心掛けてください。(おきなわ釣王国社・仲栄真修)

24日、伊江島で、51センチ、2.56キロのカーエーを釣った安谷屋一さん
22日、那覇市三重城で44.3センチ、1.7キロのオキナメジナを釣った宮城勝弘さん(エサ・ネリエ)
13日、宜名真駐車場下で116センチ、20キロのロウニンアジを釣った仲村渠房人さん
20日、西崎一文字で28・4キロ、26・2キロ、20・25キロのロウニンアジを釣った仲村直さん(南釣友会)
19日、泡瀬海岸で40・5センチを筆頭に総重量5・56キロのチヌを釣った上原ファミリー(エサ・オキアミ)
22日、宜名真で58・5センチ、2・41キロと53・5センチ、1・47キロのヒレーカーと、アーガイ41・5センチ、1・22キロを釣った田場敏允さん
11日、西崎漁港で46センチ、1・58キロと43センチ、1・16キロなどの南黒鯛を釣った丸正印刷Aチームの祖堅さん・佐喜真さん・山城さん・平良さん
12日、無人島釣り大会に参加した皆さん