【中国時報】「中国人を優先雇用」 台湾企業半数が調査に回答


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 台湾の民間人材バンク「1111人力銀行」がこのほど行ったアンケート調査によると、中国に進出している台湾企業の約半数が、台湾に「留学」し、学位を取得した中国人を優先的に雇用する方針であることが分かった。

 この調査は9月9日から23日まで、約500社を対象に行った。理由について、某企業トップは、「台湾人は創意工夫にたけているが、中国人はより旺盛なチャレンジ精神を持っている」と回答。将来的には、幹部への抜てきを検討している企業もあった。
 台湾の大学生へのアンケートでは、63%の台湾人学生が、中国人学生の方が意欲的で積極的だとコメント。59%の学生が、将来海外で就職活動をする際、中国人学生の方が就職に有利な条件を備えていると思うと回答している。