琉球新報社 先週も各地から大型ガーラの情報が多く寄せられたが、群を抜いて大型のガーラが与那国で釣れた。
９月２８日夕方から、与那国在住の糸数普敏さんは大型ガーラを狙って南牧場近くのポイントへ出掛けた。いつものようにカツオの頭をエサに大物仕掛けを垂らしていると、午後９時にいきなりヒット。大物竿（さお）が海に向かって突き刺さり、ペン６／０から５０号の道糸が勢いよく飛び出していく。５０メートルほど走ったところでようやく止まると、今度は右へ左へと逃げ惑う。必死でやりとりをしていると、１５分ほどで巨大な４７キロの魚体が浮いてきた。
今年は与那国でも大型のガーラが釣れていて、糸数さんも９月だけで１３尾のガーラを上げている。釣りに行く度に大物のアタリがあり、中には道糸を全部引き出して逃げていく怪物もいて、釣り上げれば沖縄記録も夢じゃないと糸数さんを熱くさせる。近い将来、彼から県記録の大物を釣ったとの報告が入るのを楽しみにしている。
今週末はドリームカップ釣り大会。釣り場ではライフジャケットの着用を心掛け、安全に釣りを楽しもう。（おきなわ釣王国社・仲栄真修）
