【中国時報】台湾資本会社 利用者70万人 中台直行便解禁1年


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 中台の航空機直行が解禁されてから1周年を迎え、政府交通部(国交省)が行った統計によると、2008年12月15日から、09年12月末までに、台湾資本の航空会社の利用者数は延べ70万人。大陸資本は48万人であることが分かった。

 大陸資本の航空会社では、中国初の民間航空会社である廈門航空傘下の南方航空が、台湾進出に最も積極的で、08年には台湾でロゴ等を商標登録。今年1月には大陸資本の航空会社としては初めて、台湾に支社を開設している。
 同社が今年、交通部に提出した資料によると、同社の09年の平均搭乗率は90%。中国で最も長期にわたり黒字経営を続ける航空会社となっている。台湾進出については、まだ台湾側の準備が不十分だと苦言を呈している。